ランドセル寄付|毎日海外寄付活動画像を公開

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小学校を卒業すると

子供たちの夏休みが終わり、2学期になるとあっという間に年末・年始へ、、、日にちの経過がとても早く感じます。
小学校6年生や中学校3年生など卒業生のお子様がいるご家庭では、進学についても意識し始め、これから気持ちの面でも慌ただしくなっていくと思います。
年を越すと卒業式まであとわずか。
小学校を卒業すると、持ち物・使う物が大きく変化します。
一般的に、小学校では鉛筆はシャーペンやボールペンに変わり、キャラクターノートや学習帳は大学ノートなどに変わり、音楽の授業で使っていた鍵盤ハーモニカやソプラノリコーダーは使用される事がほとんどなくなってしまいます。
そして、このページのテーマであるランドセルも、、、卒業式が終わると、多くのご家庭ではその後一生使われない物へと変わってしまいます。

思い出が沢山詰まったランドセル

小学校を数十年前に卒業した今になっても、ランドセルには沢山の想い出があります。
入学を祝ってくれた祖父母が買ってくれたランドセル。
学校帰りに友達の家にそのまま遊びに行って忘れて帰って、ランドセルがどこに行ってしまったかわからなくなった事。
放課後、校庭で友達とサッカーをして遊んでいて、朝礼台の上にランドセルを置いたまま帰ってしまい、行方がわからなくなった事。
置き忘れてばかり、、、物の管理が下手でした。
ランドセルに入れていた水筒の蓋がちゃんと閉まって無くて、教科書がお茶でビショビショになってしまった事。
遅刻ギリギリ、、慌ててランドセルを担いで外に出たとたんに、ランドセルのロックができていなくていっぱい詰めたランドセルの中身をぶちまけてしまった事。
仲間たちとじゃんけんをして、1分ごとにランドセルを持たされたり持たせたりして遊んだ事。
・・・何十年経っても忘れられない思い出が沢山あります。

大切にしてきたランドセルが、、、

小学生のお子さまをお持ちの皆様、お子様が小学校を卒業した後、ランドセルをどうされますか?
とりあえず保管するが「そんな事はまだ決まってない」、というご家庭がほとんどだと思いますのでご参考に。
まず、私が子供の頃に大切に使っていたランドセル、、、中学生になった頃には確か自宅の押し入れの中にしまわれてまだ家にありました。
高校生、大学生、社会に出た頃は既にランドセルの存在を忘れていて意識した事がほとんどありませんでした。
結婚し、子供ができ、子供が成長すると小学校入学を意識するように、、、その時、数十年ぶりに自分が使っていたランドセルがまだ実家にあるのかどうかが気になりました。
母に尋ねると、ランドセルはもう随分前に処分されていると知らされました。
高校を卒業するころくらいまでは保管していたそうですが、大学生になり実家を出るようになると「もう使わないだろう」という事で、両親の判断で捨てられていました。
これは特別な事ではありません。
一般的に、日本ではお子様が小学校を卒業すると、ランドセルを使う機会がほぼ無くなってしまいます。
卒業後、置き場所に困って1年以内に処分されてしまう方も多く、また思い出を大切に、、、保管されたランドセルも約10年以内に処分されてしまう場合がとても多いという事です。
大人の皆様、ご自身が子供の頃に使ったランドセルは今どこにありますか?
30歳、40歳、50歳、、、となった今でも、大切に保管されていますでしょうか?

自分で決めたい

私も含めて、多くの皆様が使っていたランドセルは、「小学校卒業後、ほとんど使われる事なく」、、、数年~10年以内程度にゴミとして処分されてしまっています。
再利用されている方もおられますが、日本のほとんどのランドセルは捨てられてしまっています。
もったいない、、、
自分も放置していたランドセル、親を責めたりはしません。
結果的に使う事もありませんでしたので、どこかのタイミングで手放す決断をする事はあるかもしれません。
悔いが残るのは、「手放し方、手放すタイミングを自分で考えて行えなかった事」
ランドセルを手放すタイミングは、引越しがきっかけかもしれません、結婚や単身赴任、実家を出られる事がきっかけかもしれません。
想い出が詰まった大切にしていた物だけに、自分で保管し続けるのか、誰かに譲るのか、処分するのか、、、決めたかったという事。
それだけが心残りです。

自分で決めさせてあげたい

我が家にも息子が2人います。
長男は来年には高校生になります。
やはり一般的な卒業生と同じように、うちの子も小学校を卒業後にランドセルを使う事は未だに一度もありません。
恐らく今後もずっと無いと思います。
何歳の時点でしっかり考えれるかどうかわかりませんが、我が家ではランドセルを子供たちが自分で判断するまで保管し続けます。
息子が家を出る時、結婚する時など節目節目で「ランドセルや子供のころの制服などをどうする?」と確認していく予定です。
持ち続ける事、捨てる事以外にも、今は寄付する事、、、誰かに使ってもらう事も選べます。
強制したくはありません。
自分の意志で「誰かに使ってもらいたい」と望んでくれる事を願っています。

日本のランドセルは世界で最も優れたスクールバッグ

世界各地へ、日本の皆様からご提供頂いたランドセルを寄付しています。
(私たちが関わる)世界中のほとんどの方々にとって、ランドセルのようなバッグを買って使用することができません。
両手が自由に使えて安全・便利、軽くて丈夫で大切に使えば6年間、毎日のように使い続けた物でもまだまだ使える。
「日本のランドセルは世界で最も素晴らしいスクールバッグです」と言って頂く事があります。
私もそう思います。
ランドセルをプレゼントし、初めて背負う子供たちの嬉しそうな笑顔、お父さんお母さんの喜んでくれる姿、、、最高のプレゼント、最高のスクールバッグだと思います。
日本で6年間子供たちの成長を見守って来たランドセル、まだ使えるランドセルはもう一度世界の子供たちのために活躍してもらいたい。

こんなことが、、、

ランドセルを毎月沢山寄付させて頂いています。
ランドセルを知らない子供たちは、初めてランドセルを背負うときに上下さかさまに背負ってしまう子が割と多くいます。
どちらが上になるように背負うのかを見たことが無いので知らない。
リュックサックの場合は、チャックの部分が上になるように背負いますので、それと同じように、、、と逆さまに背負ってしまい、、、でも開くとランドセルの入り口は下になってしまいます。
日本では見れないそんな子供たちの自然な姿が、とても好きです。
また、ある中米の国の貧困家庭の子供たちを支援する施設の子供たちにプレゼントしたランドセルは、、、、
こんな事がありました。
ランドセルをプレゼントした女の子は施設に通う時だけでなくいつもランドセルを背負っていました。
時々、お母さんと食材など生活用品を買うために町へ行く時もランドセルを背負って行きました。
ランドセルを背負ってマーケットを歩いていると、「そのバッグかわいいねー♪」「珍しいバッグ、どこで買ったの?」「私も欲しい!」と、市場ですれ違う沢山の人に声をかけられます。
「このバッグは売ってる物じゃないから買えない物なの♪」「遠い日本からプレゼントしてもらった物なの♪」「どう?素敵なバッグでしょ♪」と、女の子は自慢げに答えるのが大好きでした。
それを真似して、施設の他の子たちも市場に行く時にはランドセルを背負って行ったりしました。
市場ではある時期、「素敵なバッグを背負っている子はあそこの施設の子たちだよ」と地域で有名な存在になりました。

誰かの宝物に

大人にも子供にも、日本で6年間大切に使っていたランドセルには沢山の想い出があると思います。
そして、これから日本のランドセルを使ってくれる子供たちにとっても、一人一人に大切な思い出ができるかもしれません。
あなたが使っていたランドセルが、お子様が使っていたランドセルが、世界の誰かの宝物になるかもしれません。
使わなくなったお子様のランドセルを手放される時は、本人の意思を確認してから手放して頂きたいです。
そして、世界の誰かのために、ランドセルの寄付をご検討下さい。

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