ビーズや釣り糸などをもらって始めた女性の小さなビジネス

ビーズや釣り糸などをもらって始めた女性の小さなビジネス

ビーズや釣り糸などをもらって始めた女性の小さなビジネス

ガーナの女性です。
家は豊かではありませんので、彼女は家族を助けるために努力をしています。
ビーズや釣り糸などをもらって始めたビーズ作品を、マーケットの隅っこで椅子の上に置いて自分で売る。
売れたら、そこから材料を仕入れてまた作品を作って売る、、、これを繰り返し一人で行っています。

画像の最初の方のキーホルダーは日本円で30円前後で売って、後半に出てくるバッグは製作時間などに応じて数千円で売って、、、とは言え、すぐに売れるわけではなく、最初のうちは売れるまで次の材料が仕入れられない、、、という状態でしたが、今はある程度売れるまでの間も材料を持っていて製作しながら売れるのを待てるくらいにはなっています。
続けることで少しづつですが、彼女のビジネスは前に進んでいます。

貧困の根本的解決のヒント。
一人でも多くの方が、わずかでも所得を得れる仕事をしながら、地域の経済に貢献できる仕組み。
彼女の目標は、自分が製作に集中できるようになって沢山の製品を作る、そしてマーケットで村の貧しい若者たちにそれを販売する仕事をしてもらって賃金を支払う事。(雇用する事)
自分の豊かさと、地域の貧しい若者の貧困からの脱却、両立を実現したいと考えています。

国によって、場所によって全く異なりますが、例えばこのマーケットの場合、、、
場所を正式に借りずに販売するだけなら費用は何もかかりませんが、ちゃんと場所を借りて店を出している人たちの迷惑になる(競合する物)を売ったり、邪魔になるようなことをしてはいけません。
ちゃんと店を持つなら7フィート×7フィート(2mちょっと×2mちょっと)の広さに、テーブルと雨をよけるための大きめの傘を設置して、販売する物や備品を毎日持ち帰るわけにもいきませんのでそれを預かり管理してもらうために毎月少しの固定費がかかります。
初期費用はそのわずかな管理費と、テーブル、傘、最初に売る製品の仕入れなど全部合わせて13万円くらいでお店を出すことができます。
特別な資格や義務はなく、私たちの感覚ではとてもハードルが低く社長・事業主になれてしまいます。

ですが、このマーケット周辺の農村部の方々の平均所得は1日働いて2ドル~5ドルくらい、、、300円弱~700円くらい。
食料価格も高騰し、食べていくだけで精一杯、、、それも不十分、、、という状況なので、出店することも簡単ではありません。
出店する店が増え、販売される物が増え、マーケットの規模が大きくなると、さらに遠くから買いに来られる豊かな方や事業を行われている方が仕入れにこらえる方なども増えて、地方経済の向上につながります。
マーケットが発展すれば、そこに物を運んだり、管理したり、店員を任されたり、、、仕事が生まれ、雇用が生まれ、賃金を得れる人が増えます。
物が沢山売り買いされるマーケットに、、、地域の経済に貢献し、成長させることも重要です。

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