パキスタンのレンガ工場で働くホームレスの子供たちと食事支援
パキスタンのレンガ工場で働くホームレスの子供たちと食事支援
パキスタンでの食事・食糧支援
パキスタンには2021年9月現在、現在約30の日曜学校などに支援・協力しております。
この地域では孤児やホームレス(身内ではない大人のホームレスの方々も集まって生活している)が多くおられます。
地域にはレンガ工場があり、そこでキツイ労働をされている大人たちや、手伝ってわずかなお小遣いを得たりしている子もいます。
明日生きて行く事も不安、、、、
病気になったり、ケガをしても病院に行けない生活、、、
夏は40度近くまで気温があがり、冬は0度前後まで気温が下がる環境で、冷暖房なども無い生活。
一番の願いは「お腹いっぱいご飯が食べたい!」という事。
わずかな時間ですが、願いを叶え幸せな時間をプレゼントします。
レンガ工場で働く子たち・大人たち
このレンガ工場で働く子たち・大人たちの仕事の様子です。
過酷な肉体労働、、、、夏は日中40度近くまで気温が上がり、冬は0度~5度程度まで気温が下がります。
そんな中で、ホームレスの大人たち・子供たちが働いています。
粘土を採って運ぶ男性、型枠に入れて作っていく女性、乾燥作業を手伝う子供たち、、、
大人たちの賃金は1日 18時間と長時間働いて900パキスタンルピー(約590円)、、、8時間勤務に換算すると日給約260円くらい。
子供たちは二人で一人分、、、日給で言えば1人あたり130円くらい。
ホームレスの方々は多くおられますので、他の仲間たちと交代で作業をしたりされています。
子供たちの様子を見て頂くとわかりますが、裸足でレンガの上にのってケガのリスクが高い仕事です。
幼稚園児くらいの子もいます。
危なくてキツイ仕事、でも無くなると・・・
「こんな危なくてキツイ仕事を子供にまでさせて、何て企業だ!」と労働環境の悪さに日本の感覚では憤りを感じるかもしれません。
政府が管理していない様々なキツイ仕事が非常に多くあります。
ですが、外部の私たちの感覚と働く方々の感覚は全く違います。
仕事を提供する工場は、「たくさんお金を出す事はできないが、やりたい人がいるなら来て働いてくれてもいい」と。
働くホームレスの方々は、「この仕事がもらえるおかげで私たちは食べる事ができる、生きる事ができる」と。
建築資材であるレンガ造りに多くの費用がかかるとレンガ価格を高くせざるを得なくなり、この工場のレンガが価格競争に負けて売れなくなり、仕事が減って行ってしまう、、、
工場は安価な経費でレンガを作り続けなければ継続できない、、、、賃金を増やすと仕事が減ったり無くなったりする可能性が高くなる、、、ホームレスの方々はわずかな賃金さえ得れる場所がなくなってしまう。
社会が変わるには
贅沢を言わなければある程度仕事を選べる日本と、賃金を得れる仕事がほとんどない環境の人々とは、大きく異なります。
一般的に、、、、明らかに悪い労働環境であれば日本では働く意欲が減り、会社のために一生懸命働こうという気持ちはなくなっていきます。
彼らはそんな環境であっても、仕事があるだけでありがたい、仕事を失いたくない、働く場を守りたい、、、、サボらずに一生懸命働かれています。
月に1日か2日しか休みが無い仕事をされている方々も、1日はたらいてもギリギリの食事代にしかならない過酷な肉体労働でも。
全てのレンガ工場が正しい労働条件でレンガ造りをすると、家を建てる費用は大幅に値上がりし、家を建てる人も仕事も減り、経済は悪化していきます。
決して良いとは言えない事ですが、こういった過酷な仕事は人々が生きて行くために重要な役割を果たしている現状があります。
どうやって改善されていくのかわかりませんが、社会が変わるにはとても長い時間がかかると思います。
大きな役割を果たします
わずかな食事の支援であっても、過酷な環境で働く方々、お金がない方々への支援になります。
1食分、1日分の食費を助ける事でも、生きて行く事がギリギリである彼らにとって大きな役割を果たします。
(皆様から頂いたメッセージから)
●子供達が辛い思いをするのは可哀想です。
もっと知ってもらい、少しでも生活が楽になって欲しいです!
沢山の愛をありがとうございます!
●助けて下さり本当に頭が下がります。
少しでも子供らしい生活、出来ますように!
●少しですが、寄付させて頂きました。
これからも応援しています!
皆さんが幸せに!
●子供達の頑張る姿。
何とか少しでも生活が楽になりますように!
怪我や熱中症にならないように!
少しでも支援をしたいと思います。
●子どもたちの足元にヒヤヒヤします。
1年ほど前、色んな物品とともにサイズアウトした子供靴を15足ほど送りました。そろそろまた送りたい靴が10足ほど梱包中です。
このような子どもたちにも送った靴が早く回りますように。
●毎日インスタ見させて頂いています。
世界にはこんなに支援が必要な人たちがいるのかと、ただただ驚くと同時に、何もできない自分に対してももどかさが増します。
継続して支援されていて、本当に頭が下がります。
アフガニスタンの記事などリアルで胸が痛みました。
せめて家にある物をお送りするくらいしかできませんが、よろしくお願いいたします。
●涙が出ます。本当に微力ですが、何か力になれればと思います。
●小さな子供たちが頑張ってる姿。
自分はちょっと暑いと扇風機付けたりクーラーつけたり...。
恥ずかしい。
少しの気持ちばかりですが支援したいと思います。
●こんなことになっているなんて。
環境が違いすぎて、すごくすごく悲しいです。
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